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HN:沙織(父)
NPO法人脳外傷友の会高志協力のドキュメンタリー映画上映会のお知らせ
寒冷の候、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、この度、私ども重度・意識障がい者(児)とその家族及び活動に賛同してくださる方々と自主上映ドキュメ
ンタリー映画「普通に生きる」上映会を開催することとなりました。私たちは、この映画を通じて、重度心身障が
い者(児)が、地域で生き生きと笑顔で暮らし、普通に生きていることの尊さや、人と人がつながれば、どこの町
でも、障がいのあるなしにかかわらず、みんなが安心して暮らせる地域を作っていけることを考えるきっかけに
したいと思っています。また、この機会に、富山県内に暮らす重度心身障がい者(児)のことを身近に感じ、理解
を深めてほしいと考えております。
つきましては、開催趣旨にご理解とご賛同をいただき、多数の御参加を頂きたくお願い申し上げます。
1 主催 重度・意識障がい者(児)のくらし向上へ共に歩む 「めざましの会」
2 名称 ドキュメンタリー映画「普通に生きる」上映会 (別紙 パンフレット)
3 期日 平成25年3月10日(日) 午後1時半より
4 会場 イオンモール高岡 2Fイオンホール
5 参加費 無料
6 後援 富山県教育委員会 富山県障害福祉課 高岡市教育委員会 高岡市
高岡市立こまどり支援学校 富山県重症心身障害児(者)を守る会
高次脳機能障害よりも世間ではなじみのない
脳脊髄液減少症を巡る交通事故裁判の高裁判決が30日あり控訴が破棄されました。
また、この際に厚労省の研究班「脳脊髄液減少症の診断・治療の確率に関する調査研究」
により作成された新基準が反映されるかも焦点でしたが全く触れられずに終わったようです。
脳脊髄液減少症について詳しく知る訳ではないのですが
その置かれた環境は少し前の高次脳機能障害と同じかと。
その辺の医療機関では門前払いされ医学的な検査でも
はっきりとした所見が得られる事は少ない。
またその検査基準もはっきりしていない等々・・・。
高次脳機能障害と同じく、身体に障害がなければ
その辛さは周囲の方に理解されない、云わば見えない障害の一つかと。
以下は、TVニュースと毎日新聞から
脳の一部が傷つき、記憶力、注意力の低下や性格の変化が起きる「高次脳機能障害」。自賠責保険に認定する仕組みがなかった2001年以前は、交通事故被害が原因の患者でも十分な補償を受けられない事例が多かった。最近、そうした患者が手続きをやり直し、適切な補償を受けられるケースが出ている。(白井康彦)
岐阜県各務原市の上村定志さん(36)は、交通事故被害による高次脳機能障害の患者だが、本人も周囲もその認識が2年前までなかった。
事故が起きたのは1992年。上村さんが後部座席に乗車していたオートバイが交差点を青信号で右折したとき、直進してきた乗用車と衝突。上村さんは、頭蓋骨骨折や脳挫傷を負い、17日間は意識不明だった。
病院での治療で徐々に回復。翌年には飲食店に就職できたが、長くは勤められなかった。上村さんは「指示されたことは忘れるし、テーブル番号も覚えられない。いつも怒られていた」と振り返る。自宅でも理由なく怒ることが増え、家族との関係が険悪になった。
補償交渉は、加害者側の損害保険会社の言いなり状態。自賠責保険の後遺障害の認定は12級だった。働く能力はあるという水準。上村さんは「交渉は示談金の500万円をもらうことで終わった」と説明する。
その後、結婚して子どもも生まれたものの、仕事には就けず、今も「主夫」を続けている。
「高次脳機能障害ではないか」と考えだしたのは2010年。岐阜県内の病院で頭部の画像検査や神経心理学検査などを受け、ほぼ間違いないと判断された。
補償手続きについてはどうすればいいか分からず、インターネットでさまざまに検索。行政書士の藤井秀幸さんの滋賀県野洲市の事務所を探し出し、藤井さんに代行してもらって自賠責保険の手続きをやり直した。
病院の診断書や検査画像などの書類を提出するなどし、昨年9月末に後遺障害5級と認定された。高次脳機能障害であることが認められ、「終身にわたり極めて軽易な労務しかできない」という重度の水準に変わった。自賠責の保険金は2700万円が支払われた。
今後は、加害者が加入していた任意の自動車保険の損保会社に対する交渉を進める考え。藤井さんに紹介された関東地方の弁護士に準備作業をしてもらっている。上村さんは「何事も明るく考えられるようになった」と今の心境を話す。
藤井さんは、愛知県や滋賀県などの交通事故被害者の相談に乗る「NPO法人交通事故サポートプログラム」の顧問。同団体は、患者やその家族向けに「高次脳機能障害.net」というホームページ(HP)を開設。症状や補償を受ける手続きを紹介している。
HPの運営責任者、粟津由紀夫さんは「上村さんのようなケースでは、事故後20年を経過していなければ、示談金が支払われていても、手続きのやり直しで補償が大幅に上積みされることがある。思い当たる人は相談を」と話す。相談受け付けの電話番号は050(1477)2087。
あと、”高次脳機能障害”の認定基準が整備されていなかった過去の時代の事故について
ネットで以下の様なページを見かけました。参考になる方がいれば幸いです。
高次脳機能障害.net
古い交通事故での高次脳機能障害に関する問題点と経緯
http://koujinou.net/old/index.html