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HN:沙織(父)
朝日新聞
【脳外傷友の会が全国大会/奈良】
交通事故などが原因で脳に障害が残る人や家族でつくる「脳外傷友の会」の全国
大会(朝日新聞厚生文化事業団など後援)が26日、奈良市登大路町の県文化会
館であった。大会は全国の会員の交流と情報交換を目的に2001年に始まり、
今年で10回目。
事故や病気で脳が損傷すると、記憶力が低下したり感情がコントロールできな
くなったりする「高次脳機能障害」と呼ばれる症状が出るという。県内の患者は
約3千人と推計され、友の会には約40家族が参加している。
この日は医療従事者や研究者も含め約600人が参加。国の支援事業の取り組
み状況を学んだり、金魚すくいや音楽療法などのワークショップを楽しんだりし
た。
実行委員長で、「奈良脳外傷友の会あすか」の大久保康子会長は「大会を通じ
て障害への理解を深めることで、互いに生きやすい社会づくりにつなげられたら」
と話した。(朝日新聞 奈良 2010年06月27日)
毎日新聞
【脳外傷友の会:記憶障害など家族ら体験談 全国大会に600人】
脳外傷友の会第10回全国大会(奈良脳外傷友の会あすか主催)が26日、奈
良市の県文化会館であった。交通事故などによる脳損傷で障害が残った人たちや
家族ら全国の約600人が集まった。
日本脳外傷友の会の東川悦子理事長が「今では全国で友の会の参加団体がない
のは青森と宮崎県だけになった。今後も障害の支援体制づくりのため力を合わせ
たい」とあいさつした。
記憶障害や失語症に悩む高次脳機能障害の男性や家族らが体験談を発表。県内
の男性は「家族と思い出話を一緒にできないのがさびしい」。別の家族の女性は
「交通事故はいつ起こるか分からない。本人もつらいが家族も犠牲になる」と周
囲の支援の大切さを訴えた。(毎日新聞 2010年6月27日 奈良地方版)