JR西日本の脱線事故で高次脳機能障害を
負った女性が3年後のパラリンピック出場を
目指し母娘で練習に取り組んでいます。
以下、4月22日付産経新聞から
http://kosi.blog.shinobi.jp/%E9%AB%98%E6%AC%A1%E8%84%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E3%80%8E%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99%E3%80%8F%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%81%8B%E3%82%89『パラリンピックを目指す』記事から
JR福知山線脱線事故で負傷し、今も重い脳の障害に苦しむ兵庫県西宮市の鈴木順子さん(34)が3年後のパラリンピック・ロンドン大会出場を目指し、本格的な水泳の練習に取り組んでいる。事故直後、ほとんど動かなかった手足は懸命のリハビリによって、平泳ぎやクロールで25メートルを泳ぎ切るまでに回復。「事故から4年がたち、初めて持てた夢」。練習に付き添う母親のもも子さん(61)も希望に胸を膨らませている。
順子さんは現在、週2回、同県三田市内のスポーツクラブに通い、パラリンピック代表選手の指導経験もある藤井倫代コーチ(40)のレッスンを受けている。
25メートルを泳ぐごとにアドバイスをもらい、すぐに次の25メートルに飛び出すなど45分間の練習中、ほとんど休むことがない。藤井コーチも驚くほどの熱心さだが、本人は「病気やけがと比べたら、気持ちの良いしんどさ」とこともなげに話す。
事故車両の2両目から救出され、一時は生死の境をさまよった順子さんは脳を損傷し、
今も高次脳機能障害による記憶障害などに悩まされる。体の機能の衰えも激しく、リハビリのため、一昨年秋に水泳を始めたときには、腕はほとんど回らなかった。
そんな順子さんに新たな目標ができたのは昨年8月。目の手術のために入院した順子さんに付き添っていたもも子さんが、病室でパラリンピック北京大会開会式のテレビ映像を目にした。
そこには、手や足に障害を負った水泳選手や、
順子さんと同じ高次脳機能障害を抱える自転車選手が、世界の舞台で大きな声援を浴びる姿があった。
「順子にもできるかも」
もも子さんにとって、終わりの見えないリハビリ生活の中に差し込む一筋の光だった。母の思いに順子さんも応えた。2人の夢は重なった。
「ロンドンへ行こうね」。もも子さんが語りかけると、順子さんは持ち前の明るさで「大変なのは私やで」と冗談交じりに返す。順子さんは子供のころに水泳を習い、選手養成コースにも所属した経験もあり、藤井コーチも「大会への出場も夢ではない」と期待する。
「五輪なんて健常者だったら考えられないでしょ」と笑顔の中にも、自信をのぞかせるもも子さん。夢に向かい、母娘二人三脚で走り続ける。
【追記】
上記記事の中でも触れてありますが、昨年の北京パラリンピックでは競輪の石井選手が金1号で
私も当時、石井選手の事を知り声援を送っていた事を思い出しました
当時のニュースを検索すると幾つか出てきますが・・・
http://mainichi.jp/enta/sports/08paralympic/news/20080910k0000m050056000c.html
で以下、当時(9/9)の私の日記から抜粋です。
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以前にTVの特集で見てからチェックしていました。
おやぢは彼ほど酷くはないのですが、
あ~同じだなと感じる状態もあり
パラリンピック出場を聞き声援していました
多分今日、10時からのNHK教育でのパラリンピック特集でも
紹介されるはずです。
金メダルですから、されないはずがありませんね
今日、通院日だったので
と・・・。
家族に書いて貰った自分のライフイベントを
主治医と一緒に思い出すようにするのですが
多少記憶が残っているのが高校までかな?
社会的な出来事は結構憶えているのに・・・。
大阪万博・3億円事件・赤軍派の浅間山荘・
ロッキード事件・ホテルニュージャパンの火事
日航機の墜落・なだしおの衝突etc・・・・。
石井選手は過去よりも今の記憶が直ぐに忘れる
一般的に多い症状のようですが、それでも過去の
記憶喪失はあるようです。
生活をしていく上では新しい事を憶えるのが
困難な方が大変なのは言うまでもないので
おやぢはまだ良いかな~とポジティブに
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